どうでもいい、しょうもないことをあれこれと「妄想と思考」します。久しぶりの「妄想と思考」は、浦島太郎です。
浦島太郎の話し
突然ですが、みなさん、昔話の「浦島太郎」の話し、ご存知ですよね?一応、あらすじを書くと、こんな感じでしょうか。
老人になった後、最終的に、鶴になるみたいですが、この浦島太郎ですが、何の話しやねん!?って思いませんでしたか?浦島太郎って、亀を助けた恩人なんですよね?にもかかわらず、竜宮城で数百年(?)軟禁された、挙句、老人にされるって…なんか、悪いことした?
浦島太郎の寓意って?
昔話って、寓話で、何かしらの寓意があると思うんですよ。純粋なエンタメを何百年と語り継がないだろうから。浦島太郎の話しの寓意は、3つくらい説があるそうです。

って、ChatGPTが言ってた。
①報酬には責任が伴う
乙姫からもらった玉手箱。開けちゃダメって言われたのに、開けちゃった…つまり、約束を破ったんです。
褒美をもらったけど、ちゃんとそれを扱えるかを試されてたという説。
②時間のはかなさ
竜宮城は、夢の世界。要するに、「楽しい時間は永遠には続かない」「現実に戻れば、すべては変わってる」という、人生の無常さを描いた。
これは、説得力のある気もします。でも、浦島太郎って、亀を助けた恩人なんだよね…というのが、ぬぐい切れない。
③禁忌を破る者の運命
昔話あるあるです。昔話といえば、これだけはしちゃダメとい禁忌、タブーです。あるあるって書いたけど、他の話しは、パッと思いつきませんが…
で、そのタブーを破ると、たとえそれまでどんなに善人でも、罰が下るということ。これはも説得力がある気はします。でも、浦島太郎って、亀を助けた…
シン浦島太郎
説得力のある説もありましたが、完全に腑に落ちたかといわれれば、どうですか?そこで、妄想と思考してみました。結局は、こういうことなんじゃないかと。題して、「シン浦島太郎」
海辺の町。
浦島太郎は、表向きは温厚な漁師として知られていたが、裏では密かにウミガメを捕らえては金に変えていた。
「これは、村の人々の生活のためだ…」
そう自分に言い聞かせながら、太郎は今日も網を仕掛ける。
ある日、一匹の若いウミガメが子どもたちにいじめられていた。
「これは金になる。」太郎は子どもたちを追い払った。
その瞬間、目の前の亀から声がした。
「助けいただいたお礼に、あなたを竜宮城へご招待いたします」
あっけにとられる太郎。だが、好奇心が勝り、誘いに乗る。
竜宮城は、美しく、楽園のようだった。
乙姫は、優雅で気品ある女性。
太郎のこれまでの行いを静かに聞き、やがて、そこにあった「迷い」と「優しさ」を見抜く。
「あなたは…冷酷な人ではないのですね」
次第に、乙姫の心は揺れはじめる。
しかし、竜宮城の民は怒っていた。
「太郎は我らの仲間を殺した。許すわけにはいかない」と。
乙姫は、太郎をかばうたびに孤立していった。
ついには、城の長老たちに迫られる。
「乙姫、ならばあの男に“絶望”を与えよ。生きたまま、過去を喪わせよ」
悩んだ乙姫は、ひとつの決断をする。
太郎に「玉手箱」を手渡し、こう告げる。
「これは…地上に戻っても、決して開けてはなりません。さようなら、太郎様…」
――そして、太郎は地上へ戻った。
そこは、太郎の知る世界ではなかった。
村は廃れ、人々は知らぬ顔。
母も、幼き頃に慕った少女も、誰もいない。
太郎は、玉手箱を見つめ、開ける。
白い煙が立ち昇る――
その中から、一通の手紙が舞い落ちた。
「あなたが過ごした日々は夢ではありません。
私は、あなたに死ではなく“記憶”を渡しました。
老いても、どうか心だけは失わないで――
いつか、海の彼方でまた会えると信じています。
乙姫」
太郎は、老人の姿となって、海を見つめる。
静かな風が、頬をなでる。
その目には、もう一度、生きる意志が宿っていた。
これは、僕の「妄想と思考」を基に、ChatGPTに書かせた話しです。もっとも、完全に、僕の「妄想と思考」通りではありません。端折ったり、アレンジしたりしてます。
最後の乙姫の手紙の下りは、僕の「妄想と思考」ではなく、完全に、ChatGPTのオリジナルです。だって、この下り、めっちゃ推してくるんだもん…
♪Mr.Children「手紙」(アルバム:深海 収録)
