20年くらい前、ロースクールの授業で、なぜか、弁護士に関するアメリカンジョークを先生から聞きました。当時、全く意味が分からなかったんですが、ChatGPTに意味を尋ねたら…
弁護士はアメリカで嫌われてる?
どうやら弁護士は、アメリカで嫌われているみたいで、数々のアメリカンジョークに弁護士が出てきます。

2つの質問に500ドルで答えてくれるんですか?

はい、そうです。それで、2つ目の質問は何ですか?
弁護士が出てくるアメリカンジョークの典型です。これは、意味がわかりますよね。弁護士って金にがめついのか、融通が利かないのか、その両方なのかってことですよね?たぶん。
どうも弁護士って、アメリカじゃ嫌われてるみたいですね。訴訟大国のなのに…
昔、ロースクール生だった頃に、講義中になぜか、先生から弁護士にまつわるアメリカンジョークをいくつか聞きました。ただ、その意味が当時、全く分かりませんでした。アメリカ人じゃないしね。
もしかしたら、ChatGPTに意味を聞いたら、分かるんじゃないか?と思い、聞いてみました。
ジョーク①-ゴルフ場と答えたら弁護士-
これも、弁護士って融通が利かないよね!っていうジョークなのかな?
ChatGPTに訊いてみると、「弁護士は正確ではあるが、役に立たない答えをすることが多い」という風刺とのこと。もっと辛辣でしたね…
ジョークの意味
- バルーンで流されてしまった2人は、自分たちがどこにいるのか分からない状況。
- ゴルフ場にいた人に「ここはどこ?」と聞いた。
- その人は「ゴルフ場」と答えた。
- それを聞いて、「あの人は弁護士に違いない」と2人が確信した。
なぜ弁護士だと思ったのか?
- 答えは正しいが、まったく役に立たないから!
- 2人は「地理的な場所」を知りたかったのに、
- 返ってきたのは「ゴルフ場」という、すでに見れば分かる情報。
- 確かに間違いではないけど、状況を改善するのに何の役にも立たない。
- これは、弁護士が法律的に正しいことを言うけれど、実際の問題解決には直接つながらないことがある、というステレオタイプな皮肉を表している。
ポイント
- **「正確だけど、求めている答えではない」**という、弁護士の典型的な受け答えを皮肉っている。
- **「実務的に役立つ答えを出すかどうかが大事」**という暗示がある。
- 弁護士だけでなく、専門家全般に対する風刺としても使えるジョーク。
ちなみに、ChatGPTによると、「弁護士あるある」で、業界人はクスッと笑っちゃう話しらしい。あるあるなんだ?
ジョーク②
これは、弁護士は人でなし、つまり、人じゃないので、人喰いサメに襲われなかったってこと?
ChatGPTによると、「弁護士はどんなに危険な状況でも、うまく立ち回って生き延びる」という風刺とのこと。あっ、僕の方が辛辣でしたね…
ジョークの意味
- 海水浴場に人喰いサメが出現!
- 次々と人が襲われてしまう。
- しかし、一人だけサメの襲撃をかいくぐる人がいた!
- それを見た人々が、「あの人は弁護士に違いない」と言った。
なぜ弁護士だと思ったのか?
このジョークには、弁護士に関する2つの皮肉なステレオタイプが隠されている。
① 弁護士は生き残る術を知っている
- 人喰いサメ(=危険な状況)をうまく避けて生き延びるのは、
弁護士が法律の抜け道や交渉術を駆使して、どんな困難も切り抜けることの比喩。- 訴訟やトラブルの中でも、弁護士は「被害を最小限にし、時には利益を得る」能力がある。
② サメ(=人喰い)と弁護士のイメージを重ねている
- **「弁護士はサメのように食らいついたら離さない」**という、欧米にあるステレオタイプを皮肉っている可能性も。
- 「サメは他の人を襲っているのに、弁護士には襲いかからない」=弁護士は同じ種類の生き物(サメ=訴訟社会の象徴?)とも解釈できる。
ジョークのポイント
- 「弁護士は法律の世界で巧みに泳ぎ、どんな危険でも生き延びる」
- 「弁護士とサメは似ている」
- 「トラブルの中でも弁護士は損をしない」
結構、深い話しになってるぞ、このジョーク。しかも、ChatGPTによると、アメリカでは、弁護士のことを「shark(サメ)」と呼ぶことがあるらしいです。サメと弁護士が同類ということなんだ。これは、分からないって。
ジョーク③
上の2つと異なり、これは、全く検討もつきませんでした。何なん、この話し?どこがジョークなんだ?
ChatGPTに意味を尋ねると、「競争がビジネスを成長させる」という経済学的な考えを風刺しているんだとか。
ジョークの意味
- 最初の町(ダメだと言った町)
- そこには唯一の弁護士事務所があるが、競争を嫌がり、新しい弁護士の開業を拒否した。
- 競争がないため、その弁護士は成長する必要がなく、事務所は10年後も変わらなかった。
- 隣町(いいよと言った町)
- ここの弁護士は競争を受け入れた。
- 競争が生じることで、お互いにサービスの質を向上させる必要があり、結果的に町の法律需要が活性化。
- 依頼者が増え、両方の事務所が成功し、ついには大豪邸(=大成功)を手に入れた。
ジョークのポイント
- 競争がないと成長しない:独占状態だと努力しなくても生き残れるが、それ以上の発展がない。
- 競争があると市場が拡大する:お互いがサービスを向上させることで、より多くの依頼を引き寄せ、結果的に両方の事務所が成功する。
- ビジネスにおいては競争が必ずしも悪ではない:時には競争相手がいることで、顧客を増やし、全体の市場を拡大できる。
これって、ジョークというよりイソップ童話的な寓話じゃない?この話しって、何度か、ググってみたんですが、全くヒットしなかったんですよね。ようやく、意味が分かりました。
♪Mr.Children「アート=神の見えざる手」(アルバム:miss you収録)